Piemonte (ピエモンテ)

Domenico Clerico

ドメニコ・クレリコ

引用元/参照元:当該生産者のWebサイトより

生産者に関する基本情報

Official Productor Name

Domenico Clerico

Address

Località Manzoni, 67 - 12065 Monforte d'Alba (Cn)

Foundation Year(創設年)

1979

Gross Area (栽培総面積: ha)

21

Ava. Total Annual Production Bottoles (年間生産規模: 本)

110,000


当該ワイナリーの詳細情報

代々モンフォルテでブドウ栽培に従事してきた家系に生まれた、Domenico Clerico(ドメニコ・クレリコ)が、1976年に、妻 Giuliana(ジュリアーナ)さんとともに興したワイナリー。

ドメニコ・クレリコは、Elio Altare(エリオ・アルターレ)や Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)、Paolo Scavino(パオロ・スカヴィーノ)など、いわゆる「バローロ・ボーイズ」第一世代の生産者である。

1981年にエリオ・アルターレとともにブルゴーニュを訪問。

それまで同社では大樽でワインを熟成させていたが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティを訪ね試飲をした際、バレルサンプルですらオーク樽の味がしなかったことに衝撃を受ける。

「ブルゴーニュ試飲」から戻ると、クレリコはバリックの研究に没頭した。

実験と試行錯誤を繰り返し、バリックで熟成させつつも、樽香が控え目なワインの生産に成功する。

1983年、クレリコ初のバリック熟成ワイン、Alte(アルテ)をリリース。世界がクレリコに注目した瞬間である。

後に、Barolo Ciabot Mentin(初ヴィンテージ1982年)やBarolo Pajana(初ビンテージ1990年)など、フレンチオークのバリック(新樽80%)を使ったバローロを次々発表していく。

バリックの導入だけでなく、クレリコは、ランゲ地方において、より凝縮感のある葡萄を栽培するため、グリーンハーベスト(間引き)を試みた、最初の人である。

それ以前のランゲ地方では、葡萄という神からの恵みを人の都合で間引きするという行為は、一種のタブーであった。

また、パオロ・スカビーノとともに、早くからロータリー・ファーメンターを取り入れるなど、先駆的な生産者である。

バローロの有名クリュ「モスコーニ」の畑から生まれるフラッグシップ・ワイン、Barolo Percristina(バローロ・ペルクリスティーナ)は、畑の元の所有者だったクリスティーナ女史に敬意を表し、また若くして亡くなった愛娘クリスティーナに捧げるキュベとして、命名された。

ワイナリーを始めた当初、同社の畑は4~5ヘクタールだったが、現在は約21ヘクタール(年間総生産量11万本)の規模にまで、拡大している。


受賞ワイン

「みんなのイタリアワイン」に登録されている最高格付けを受賞したワインの一覧です。 青文字のワイン名をクリックすると、各ワインの詳細画面に遷移します。


地図