Sicilia (シチリア)

Planeta

プラネタ

引用元/参照元:当該生産者のWebサイトより

生産者に関する基本情報

Official Productor Name

Aziende Agricole PLANETA s.s.

Address

Contrada Dispensa, - 92013 Menfi (AG)

Foundation Year(創設年)

1995

Gross Area (栽培総面積: ha)


当該ワイナリーの詳細情報

プラネタ家の家系は、シチリア島の西部、アグリジェント県の Menfi(メンフィ)と Sambuca(サンブカ)の中間地帯に、300年(17世代)にわたり領地を所有する貴族である。

それまでのシチリアでは、高品質のワインをつくるため、葡萄の品質を向上させるという概念は稀で、ある意味自然任せの葡萄栽培で、とれた葡萄を地元の組合や大手のワイナリーに卸す、というのが一般的だった。

1900年代、Vito Planeta(ヴィート・プラネタ)氏の代になると、メンフィ市内に実験的なワイナリーをつくる。 

大手に葡萄を卸すそれまでの流通形態から、自社で醸造する方向を打ち出した。

その孫にあたる、現オーナーの Diego Planeta(ディエゴ・プラネタ)氏は、協同組合の会長を務めつつも、プラネタ家の集大成も言うべき高品質なワインを造るため、1985年、Ulmo(ウルモ)村の16世紀に建てられた農家の周辺に、自社栽培用の畑を興した。

そして、1995年、Arancio湖のほとりに、現在のプラネタ社の礎(いしずえ)となるワイナリーを設立。

ワイナリーの運営は、娘のフランチェスカと甥のアレッシオ、サンティの3人に託された。

Giacomo Tachis(ジャコモ・タキス), Carlo Corino(カルロ・コリーノ), Giampaolo Fabris(ジャンパオロ・ファブリス)、 Attilio Scienza(アッティリオ・シェンツァ)といった、蒼々たる専門家のアドバイスを受け、複数の国際品種、在来品種の中から、環境にふさわしい品種の絞り込みを、植え替えを行っていった。

現在では、Menfi(メンフィ)市内に、Ulmo畑(51ha: 1985年)、 Maroccoli畑(42ha: 1999年)、

Vittoria(ヴィットーリア)市内に、Dorilli畑(17ha: 1997年)、Mogli畑(17ha: 1997年)、

Noto(ノート)に、Buonivini畑(51ha: 1998年)、

Capo Milazzo(カポミ・ラッツォ)に La Baronia(8ha: 2011年)、

Etna(エトナ山)に Monte La Guardia(8.5ha: 2012年)、Sciara Nuova(7.5ha: 2012年)、

のシチリア島内に5つの拠点をもち、それぞれワイナリーと農園を所有するほどの規模にまで成長した。

各拠点では、その風土に適した品種が栽培されていて、個性豊かなシチリアのテロワールを反映したワインを造っている。


受賞ワイン

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