Toscana (トスカーナ)

Tenuta dell’Ornellaia

テヌータ・デル・オルネッライア

引用元/参照元:当該生産者のWebサイトより

生産者に関する基本情報

Official Productor Name

Ornellaia e Masseto Società Agricola S.r.l.

Address

Localita Ornellaia, 191, Bolgheri, - 57022 Castagneto Carducci Livorno

Foundation Year(創設年)

1981

Gross Area (栽培総面積: ha)

Ornellaia and Bellaria: 91ha (vineyards: 76ha) / Masseto 7ha


当該ワイナリーの詳細情報

1981年、イタリアの名門アンティノリ家の次男、Marchese Lodovico Antinori(マルケーゼ・ロドヴィーコ・アンティノリ)侯爵が、母親がボルゲリに所有していた、広大なゲラルデスカ家の所有地に、ワイナリーを設立したことに始まる。 

ロドヴィーコ氏の兄は、“Solaia(ソライア)”で有名な、ピエロ・アンティノリ氏。 また、“Sassicaia(サッシカイア)”の当主ニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏とも姻戚関係である。

1985年、ワイナリー設立。(最初の植樹は1982年) 当時、ボルゲリは、文字通り「不毛の荒野」であったが、トネリコの木(オルネッロ)がたくさん(アイア)生えていることから、ワイナリーの名前は“オルネッライア”と名付けられた。

1988年にリリースされた最初のワインが、スーパー・タスカン“ Ornellaia(オルネッライア)1985”である。

同社のブレークスル―は、1991年に世界的な醸造コンサルタントである、Michel Rolland(ミッシェル・ロラン)と契約を結んだことだろう。
国際マーケットを意識したボルドー風ワインを造る足掛かりとなった。

“Ornellaia(オルネッライア)”は、“Sassicaia(サッシカイア)”、“Solaia(ソライア)”と並び、「三大ボルゲリ」とも呼ばれる。

同社の運営権に関する株式所有の経緯については、多少複雑である。

1999年、トスカーナで共同で「ルーチェ」を造っている、カリフォルニアの Robert Mondavi(ロバート・モンダヴィ)社が、オルネッライア株の一部を取得。
同社の Giovanni Geddes da Filicaja(ジョヴァンニ・ゲデス・ダ・フィリカヤ)氏がオルネッライアの最高経営責任者(CEO)として、選任された。

2002年、モンダヴィ社が全運営権を掌握。 Marchesi de’ Frescobaldi(マルケージ・デ・フレスコバルディ)へ株式の50%を譲渡。

2005年、マルケージ・デ・フレスコバルディ社が所有していた、コンステレーションブランズ社(ワイン、スピリッツ、輸入ビールの生産・販売を行っている企業)の株式を、モンダヴィ社へ売却後、残り50%のオルネッライア株を取得。

Ferdinando Frescobaldi(フェルディナンド・フレスコバルディ)侯爵が会長に就任した。

オルネッライア25周年を記念した2010年ヴィンテージを発表して以降、マニア心を擽るようなアートラベルを発表している。

オルネッライアとならぶ看板ワイン“Masseto(マッセート)”は、ブランドを明確に分けるため、独立したワイナリー(http://www.masseto.com/)として登録している。


受賞ワイン

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