Piemonte (ピエモンテ)

Vietti

ヴィエッティ

引用元/参照元:当該生産者のWebサイトより

生産者に関する基本情報

Official Productor Name

Vietti s.r.l.

Address

Piazza Vittorio Veneto, 5 - 12060 Castiglione Falletto

Foundation Year(創設年)

At the end of 1800

Gross Area (栽培総面積: ha)

35

Ava. Total Annual Production Bottoles (年間生産規模: 本)

250,000


当該ワイナリーの詳細情報

ピエモンテ州におけるヴィエッティ家の歴史は、19世紀にまで遡ることができる。

1919年に初めてボトリングした、Marlo Vietti(マルロ・ヴィエッティ)の名前にちなんで、現在の社名がつけられている。

1952年になり、Luciana Vietti (ルチアーナ・ヴィエッティ)の夫である Alfredo Currado(アルフレド・クッラド)が、自社栽培葡萄と良質な購入葡萄を用い、高品質なワインを造リ始めたことにより、国内外からの評価が高まった。

アルフレドは、ブルゴーニュのような「クリュの概念」を取り入れ、1961年に単一畑(Brunate / Rocche / Villero)で収穫される葡萄からワインを醸造した、最初の一人であった。

彼は、「アルネイスの父」とも呼ばれている。

当時、わずか4,000本に満たない数まで減ったアルネイスの樹を、1967年から莫大な時間と費用をかけ、今日、「ピエモンテを代表的する白ワイン」とまで呼ばれるほどに復興に尽力した。

1970年に、アルフレッドとルチアーナは、地元の芸術家との交流を通じ、より新しく現代的なワインのエチケットを考えることを始めた。

この、Pietro Cascellaによって描かれた、1970年ヴィンテージのバローロが、アートラベルのスタートである。

以降、バルバレスコやネッビオーロにもアート・ラベルが掲げられた年もあったが、今日のような「超優良年のリゼルヴァ・クラス」のバローロに描かれるようになったのは、1982年ヴィンテージからである。

これらヴィエッティ社のラベル・コレクションの一部は、ニューヨーク現代美術館に収められている。

1983年に、義理の息子であるMario Cordero(マリオ・コルデーロ) がワイナリーに加わり、マーケティングと営業を担当する。

1990年、ルチアーナとアルフレッドの実子であるLuca Currado (ルカ・クッラド)が、醸造責任者として加わる。

Luca Currado (ルカ・クッラド)は、米カリフォルニアのワイナリー「オーパス・ワン」や、仏ボルドーの「ムートン・ロートシルト」で働いていた経歴の持ち主。

晩年アルフレドは、パーキンソン病を患い、2010年に他界。(享年79歳)

ガンベロ・ロッソ2015年版で、ルカが造った「バローロ・リゼルヴァ・ヴィッレーロ 2007」が、年間最優秀赤ワインを獲得した。


受賞ワイン

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