「GAJAワインをテーマにした現代アート」と「アンジェロ・ガイヤ氏によるホスト・テイスティング」
まるでアート・ギャラリー?! 美しきGAJAワイン・アート
帝王アンジェロ・ガイヤ氏との謁見を、許された我々は、再び、ゲストルームのある地上階へ。
地下セラーの暗さに慣れた目には、中庭から差し込む日の光に、白い壁が栄え、一層輝きをはなっているように感じます。
伝統」と「スタイリッシュさ」が共存する、アンジェロ・ガイヤのワイン。
その類稀な存在を、見える形で表現した数々のコラージュ作品が、来賓客の目を楽しませます。
キー・フォー・サクセスとなった、GAJAのワイン
「ガイヤ」の名声を高るターニングポイントとなった、数々のワイン達もアートのように陳列されています。
もちろん、近年、トスカーナ州で手に入れた、「あの」ブルネッロのボトルも並んでいます。
こちらも、今ではなかなか見られなくなった、ワイン・ボトルばかり。
先代ジョバンニ・ガイヤの時代のワインが多いようです。
おっと、忘れてはならない。
「ガイヤ」のワインとといえば、6センチコルク。
見事なアート作品になっていますね。
コルク材にも強いこだわりのある、ガイヤのワインは、カビやコルク臭の元となるTCA(トリクロロアニゾール)を徹底的にチェックを行っています。
いよいよ、アンジェロ・ガイヤ氏のホスト・テイスティングが始まる。
さて、テイスティングルームにて、御大「アンジェロ・ガイヤ」氏の登場を待ちます。
圧倒的な威圧感。 緊張する。
なんと豪華なワインリスト! アンジェロ・ガイヤの「オ・モ・テ・ナ・シ」
目の前に並んだワインは、とても豪華なものでした。以下が当日のワインリスト。
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ここから30分以上、帝王アンジェロ・ガイヤによる独演会が始まりました。
とにかく、機関銃のように早口の英語で、まくし立てます。
1本づつ、そのワインに関する歴史・哲学・想いについて、グラスに新しいワインが注がれる度に、情熱たっぷりに熱く語ってくれました。
一通り喋り倒したあと、「クエスチョン!(お前ら、質問はないか?!)」。
あまりの迫力に、同席したプレスの方々も、一様に口ごもり。
豪華なテイスティング大会は、無事終了。
突然、「よし、飯に行くぞ!」と、アンジェロ・ガイヤに連れられ、バルバレスコ村内の唯一のレストラン、”Antica Trattoria La Torre(アンティカ・トラットリア・ラ・トッレ)” の2階の一室へ。
偉大なヴィンテージとなった”d.o.c.g Barbaresco 2006″ をグラスに注いで頂き、「カルネ・クルーダ」や「タヤリン」等、地元の料理を楽しみながら、アンジェロ氏が日本にいったときのお話に、耳を傾けました。
京都で自転車にのって町を巡ったことが、今でも忘れられないそうです。
帝王と呼ばれるアンジェロ・ガイヤ氏は、年齢など微塵も感じさせない、「情熱の塊」のような方でした。
世界中のワインラヴァーの為にも、いつまでもお元気でいてほしいものです。
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