【 Vietti 】 ” Barolo Rocche “
ヴィエッティ / バローロ・ロッケ
- 産地 : イタリア・ピエモンテ州・クオーネ県
- 原産地呼称 : D.O.C.G.バローロ (2014年現在)
- 色合い : 赤ワイン
- タイプ : スティルワイン
- 味わい : 辛口
- 葡萄品種 : ネッビオーロ
葡萄の収穫地
- 畑の場所 : Castiglione Falletto (Rocche)
- 植樹密度 : 4,600 本/ha
- 樹齢 : 約45年
ワイン概要
ヴィエッティは19世紀に、その起源としたピエモンテ地域のワイナリーだが、1919年に初めてボトリングした、Marlo Vietti(マルロ・ヴィエッティ)の名前にちなんで、現在の社名がつけられている。
同社のワインの特徴を一言で語るなら、「近代的な醸造方法とピエモンテの伝統的を融合したワインを作る、世界的な成功を収めた家族経営のワイナリー」といえよう。
ガンベロロッソをはじめとる、イタリアのワインジャーナリズムは、「畑は、完璧にコントロールされており、ベストを引き出す家族のノウハウを継承している」と一様に評価している。
ヴィエッティは、バローロやバルバレスコだけでなく、バルベーラ・ダルバやモスカートなど、数々の高品質なワインを生産しているが、とりわけ、一連のバローロ・単一畑・シリーズは、常に高い評価を博している。
※ 例えば、 ロバート·M·パーカーJrは「バローロ・ブルナーテ 2007」に対し、「まさに衝撃だ…ピエモンテのテロワールを最大限表現している」と賛辞を送っている。
そして、この「ロッケ」は、ヴィエッティの単一畑のバローロの中では、とりわけ人気の高い、アイテムである。
この畑のネッビオーロは約75%が、醸造関係者の間でも珍重されている ” Michet ” のクローンである。
全体的にしなやかな味わいで、甘さすら感じるタンニンの秘密が、ここにある。
バリックで4週間マロラクティック発酵させ、31か月間スラヴォニアン・オークで熟成を行う。
煮込んだ赤身の肉やジビエとの相性は、抜群である。
誰もが「旨い!」と感じるであろう、イタリアワインを代表するワインのひとつ。
“バローロ・ロッケ(ヴィエッティ)”が、最高賞を受賞したヴィンテージ
●イタリアの有名ワインガイド各誌が贈った、最高賞の比較チャート
Gambero Rosso Tre Bicchieri |
Bibenda A.I.S. I Cinque Grappoli |
Veronelli Super Tre Stelle |
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2001 | – | 2001 |
none | ||
– | 2003 | 2003 |
– | 2004 | 2004 |
– | 2005 | 2005 |
2006 | 2006 | 2006 |
– | – | 2007 |
2008 | 2008 | 2008 |
– | – | 2009 |
– | – | – |
【参考文献:(各紙2000年度版~2015年度版)】
複数回同じヴィンテージを評価している場合は、評価が更新されたものとして新しい版を採用
ヴィエッティの基本情報 (2014年現在)
- 生産者名 : Vietti s.r.l.
- 所在地 : Piazza Vittorio Veneto, 5 – 12060 Castiglione Falletto (CN)
- TEL : +39 0173 62825
- FAX : +39 0173 62941
- WEB : http://www.vietti.com
- 創業者 : カルロ・ヴィエッティ
- 創業年 : 19世紀後半
- 平均生産本数 : 250,000本
ヴィエッティを代表するワイン
- Rocche(バローロ・ロッケ)- d.o.c.g. Barolo
- Lazzarito(バローロ・ラッツァリート)- d.o.c.g. Barolo
- Villero(バローロ・リゼルヴァ・ヴィッレーロ)- d.o.c.g. Barolo Riserva