※livedoorブログのスパムコメントが激しく、当時の記事を当該ブログへ記事を移しました。(つい最近、エチケッタもガラッと変わりましたね。)
デニス・モンタナルのワインの味わい
デニスの家の食卓が、テイスティングルームへかわる。
冷蔵庫でキンキンに冷ひやした、自家消費用のトカイ・フリウラーノ(自称:ボルク・ドドン・スペシャル)を、アペリティフとしていただく。
複雑な味
” Borc Dodon “(ボルク・ドドン) 訪問:1/2
" Agenda Denis Montanar " (アジェンダ・デニス・モンタナール)というよりも、" Borc Dodon "(ボルク・ドドン)の名称の方が、日本では馴染みがある名前であろう。
デニスのカンティーナは、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の南側、アドリア海に接する " Aquileia "(アキレイア)の" Villa Vicentina "(ヴィッラ・ヴィチェンティ
Luciano Sandrone (ルチアーノ・サンドローネ) 訪問
" Cannubi " という畑の名前をご存じだろうか。
恐らくランゲ地区では一番有名なクリュの名前であろう。
一般的に日本語では「カンヌビ」と表示される。
英語でも同じように発音されるが、地元では「カヌッビ」と言われることもある。
" Cannubi "の名は、歴史的な文献を紐解くと1700年頃にまで遡ることができるらしい。
また、現存する最古のワインボトルはラ
サイのマークでお馴染み La Spinetta (ラ・スピネッタ) 訪問
ラ・スピネッタへ、急げ!
ピエモンテの2大スターを相手にダブルブッキングするなど、実にけしからん話である。
宿の主にアポの予定を詰められるだけ詰めてしまった。
その結果、 " Roberto Voerzio (ロベルト・ヴォエルツィオ) " と " LA SPINETTA (ラ・スピネッタ) " を、両天秤にかけてしまうことに。
大抵のカンティーナは、電話しても本人が出る
バローロの王 Giacomo Conterno (ジャコモ・コンテルノ) 訪問
※ブログ移転に際し、この記事は2007年に訪問した際の記録を、リライトしました。
※正式な企業名は、" Conterno Giacomo Azienda Vitivinicola "ですが、本文中は一般的な名称である " Giacomo Conterno " で記載します。
- イタリアワインに携わる者にとって、敬意を払わざるをえない偉大な存在 -
●現当主ロベルト(左)と語学堪能な
Edi Kante (エディ・カンテ) 訪問2
テイスティング・ルームへ戻ると、エディ・カンテの豊富なラインナップの中から、今飲める「全てのワイン」を飲ませて頂いた。
奥さんが1本づつ、丁寧に、それぞれのワインをガイドをしてくれる。
地場品種のマルヴァジアを含む、ノーマル・ラインの白ワイン、4本
まず、カンテのノーマル・ラインの白ワインからスタート。
トリエステの地場品種で造った " Kante Vitovska 200
Edi Kante (エディ・カンテ) 訪問1
ザ・「傾奇者(かぶき者)」。
実際に彼の家を訪ねた実感として、このEdi Kante(エディ・カンテ)なる人物を一言で表すとしたら、この言葉以外に思い浮かばない。
長身ですらり伸びた手足。トレードマークの赤いフレームのオシャレな眼鏡。
去年コルモンスのレストラン「SUBIDA(スビダ)」で、Nicolo Bensa(ニコロ・ベンサ)の家族と伴にディナーを楽しんでいた際、偶然居
La Castellada (ラ・カステッラーダ)訪問 :1度目
いざ、「ゴリツィアの哲学者」ニコロ・ベンサ氏のセラーへ。
オスラヴィアの丘の上からチェントロへと向かう1本道(SP17)を下り、ラ・カステッラーダに行に向かう。夕方16時頃、夏のこの時期、まだまだ日が高い。
南米に1年以上滞在した経験のある僕は、無意識に「ll」の発音を、どうしてもスペイン語読みしてしまうので、「カステッリャーダ」と呼んでしまう。 地元の人には、一応これでもちゃ
Radikon (ラディコン) 訪問 :1度目 2/2
ボトリング(瓶詰)の現場にも通してもらった。
まだラベルの貼られていないボトルの山に混じり、フリウリ・ワイン・ファンの間では、もはや常識(?)になっている、細口の500ml瓶のサンプルが置いてあった。
ラディコンのワインに使われるボトルは、従来の750ml 以外に、 1リットル瓶と、500ml 瓶があり、1リットル / 500ml 瓶は、細口のボトルになっている。
当然この瓶に収
ラディコン訪問 1回目 1/2
イタリアの自然派ワインが好きな人なら、一度は訪ねてみたい生産者だろう。
スタニスラオ・ラディコン。(通称スタンコ)
今や、グラヴナーに並ぶ、フリウリの自然派ワインのスターである。
すこし粗暴な雰囲気がする、スキンヘッドの大男。
白髪交じりのヒゲをたくわけ、まるでシティ・ハンターに出てくる「海坊主」のような厳つさだ。
ラディコンは、同世代の生産者である、近隣のニコ・ベン